気配の正体は「準静電界」

誰にでもある超能力

日経の電子版に興味深い記事がありました(2015/7/20)。
タイトルはこうです。

何となく感じる「気配」の正体? 「準静電界」とは
サメやナマズが持つセンサーが人間にも

今回は、前回の続きで「宇宙エネルギー」についてお話しするつもりでしたが、
それは後回しにして、この記事を紹介させていただきます。

オカルト話や超能力は信じないという人でも、気配を感じるというのは案外あるの
ではないかと思います。

いままでそこに誰かいたような気がする。
ドアの向こうに誰かいるような気がする。
足音もしないのに、背後から人が近づいてくるような気がして振り向けば、
やっぱり人がやってきた。

武術ではこれが付きものです。よくありますよね。囲炉裏にかけた鍋の様子を見て
いる男の背後から、曲者がそっと忍びよって手裏剣を放つと、とっさに手にとった
鍋蓋で手裏剣は防御されてしまうという。まるで背中に目がついているように、
闇討ちも難なくかわされてしまいます。
武人につきものの能力というか、武術の達人は、この殺気の感知能力に優れて
いることによって達人足りうるのです。

合気道の達人は弾をもよける

合気道の創始者、植芝盛平などは、素手で剣道の高段者を打ち負かしたといいます。
剣先から白いモヤのようなものが飛んでくるので、それをかわして懐に入り込めば
いいのだということです。
これは銃でも同じで、弾の前に白いモヤが飛んでくるので、それをかわせば済む
といって、じっさい、それをやってのけたといいます。ただし、野生動物と真剣
勝負をしているマタギに銃を構えられたときは、あなたの弾は当たる、といって
降参したのだとか。マタギも達人だったのでしょう。

武術気功では、これは不思議でもなんでもなく、相手の「気」が察知されたのだと
解釈されます。心眼というのは、まさに気配を感知するレーダーなわけです。

その「気配」について、科学的なアプローチがされています。
日経の記事では、東京大学生産技術研究所機械・生体系部門特任准教授の滝口清昭
氏のレポートを紹介しています。それによると、気配の正体は「準静電界」ではないか
というのです。「準静電界」というのは、私たちの体の周りを覆っている「電気の膜」の
ことです。

もっとも「気」には、電磁波も認められているので、この「準静電界」というのも、
これまで人がその五感以外のセンサーとして使ってきた気の一種なのかもしれません。
武術の達人とまではいかなくても、私たちの第六感のようなものも、とくに超常現象
ではなく、誰にでもある電気的なセンサーではないかと考えられるわけです。

では、長くなりますが、転載させていただきます。

■人が帯びている「準静電界」が気配の正体?
「人間の体の周囲には、静電気のような、ごく微弱な電界が全身を包むように
存在しています。電界の大きさやプラス・マイナスが常に変化しており、これを
『準静電界』と呼びます。気配と呼ばれるもののすべてはないにしろ、一部に
ついてはこの準静電界が関係していると考えています」と滝口さん。
体の中では、常に微弱な電気が生じている。筋肉を動かす、脳が体に指令を出す、
心臓などの臓器が働く、さらには細胞と細胞が情報伝達するといった場面でも、
電気的な信号が生まれる。例えば、脳波や心電図、筋電図などは、脳や心臓、
筋肉に流れる電気信号を“見える化”したもの。体内で発生する電気信号は、生命
活動そのものでもある。このような体内にある微弱な電気が重なり合い、体の
外側ににじみ出て、見えない電気のベールで全身を包み込んでいる。
これが準静電界だ。

準静電界は、電波のように空気中を伝わることはなく、人体の周囲にとどまり、
そこで強まったり弱まったりといった変化を繰り返 しているという。準静電界は、
人間だけでなく、動物や植物など、生物すべてが持っている(生体電位とも呼ばれ
る)。ただし、非常に弱いので感知するのは難しいそうだ。

■サメやナマズは鋭敏に準静電界をキャッチ
「ところが、この準静電界のごくごく微弱な電位を感知できる動物がいるのです。
サメやエイ、ナマズなどの魚類、またオーストラリアに生息する哺乳類のカモノハシ
などです。これらの生物の体には、準静電界を感知する“電界検出センサー”が
備わっており、このセンサーを使ってエサを捕まえる。視界や嗅覚が利かないよう
な環境下でも、これなら高精度にエサを認識し、捕まえることができます。
このセンサーは視覚や聴覚などよりも古い、非常に原始的な感覚器だと考えられ
ます」(滝口さん)
例えばサメの場合、3メートルほど離れた場所から、砂の下40cmくらいのところ
に潜んでいるヒラメを検知することができるという。光が届かない深海でも、
ヒラメが身にまとう準静電界を鋭敏にキャッチして忍び寄り、アタックするわけだ。
ちなみに、通信用の海底ケーブルがサメにかじられて問題になったことがあったが、
「ケーブル周囲に発生する電界をエサの魚と勘違いしたようです。
最近は、サメからの襲撃を防ぐため、 ケーブルの周囲に電界が漏れないような工夫
が施されています」と滝口さん。

では、その電界を検出する器官はサメのどこにあるのだろうか。滝口さんはこう
説明する。「サメの頭部には、電界を感知する小さな穴がいくつも開いています。
この穴が、『ロレンチニ瓶(びん)』と呼ばれる電気受容器です。ロレンチニとは、これを
発見したイタリアの学者の名前、瓶はこの穴がフラスコのような形をしていること
に由来します。穴の奥には複数の有毛細胞があり、これらが超高感度で電界を感知
し、それをさらに高電圧で増幅させて認識していると考えられます。
実は、このロレンチニ瓶に似た器官は、我々人間にも存在します。それが耳の奥に
ある内耳です」

■人間の気配センサーは内耳と体毛?
内耳には、カタツムリの形をした「蝸牛(かぎゅう)」という器官があり、聴覚をつかさ
どっている。この中には“毛”の生えた細胞、つまり有毛細胞があり、外から入って
きた音を振動として捉え、電気信号に変えて神経に伝えている。そう、ここにも
ロレンチニ瓶と同様の有毛細胞があり、盛んに電気活動が行われているのだ。
「人体の中で一番電圧が高い組織は、この内耳。脳や心臓よりもはるかに高い
電圧が常時生じています。私たちは、この内耳がロレンチニ瓶の名残ではないか
と考えています」と滝口さんは話す。
ここで、冒頭の「気配」の話に戻ろう。つまり、この“毛”もあって、電圧も高い内耳
こそが、人間においては準静電界を感知する器官ではないかと、滝口さんらは考え
ているわけだ。

「世の中には、流星の音が聞こえたり、星が流れる気配が分かったりする人がいて、
流星観察の場で重宝されています。ある調査では、大学生の約2割が聞こえたり、
感じられたりするそうです。こうした人たちが、もし内耳で電界の変化を検知して
いるとしたら、音が聞こえることと、電界の変化を検知して気配を感じられることは、
同様の現象だといえるのかもしれません」(滝口さん)

また、内耳以外に“体毛”も準静電界を感じやすいという。特に、細かい産毛は電気
刺激に対して敏感だ。「総毛立つ」とか、「鳥肌が立つ」などという言葉があるが、
気配を察知する力は一種、皮膚感覚に 近いのかもしれない。滝口さんは、「産毛の
多い子供や女性は、気配を感じやすい傾向がある」と話す。

■犬や猫も人の近づく気配に敏感
ところで、ペットを飼っている人なら、犬や猫などの気配察知能力に驚かされる
のではないだろうか。「うちのワンコ(あるいはニャンコ)は、自分が家に帰り着く
ちょっと前から、玄関で待っているようだ」といった話を耳にする。犬や猫も、
飼い主の準静電界をいち早く感じ取っているのか。なかには、何メートルも離れた
ところにいる飼い主の気配を察知して、尻尾を振って待っていることもるという。
しかし、そんな離れた場所から、どうやって気配が分かるのだろうか。

「歩行時には、体にまとっている準静電界も一緒に動きます。また、片足を上げる
たびに、地面との距離が離れることで、人の電位が増幅 されます。つまり、じっと
しているときよりも動いているときの方が、人が作る準静電界の変化が大きいのです。
私たちの実験では、アスファルトの路面を歩いているときには、20~30メートル
先にまで、その電位の変化が伝わることが確かめられています」と滝口さん。

なるほど、だから犬や猫は飼い主が家にたどり着くかなり前から、その気配を
察知できるのかもしれない。しかも、滝口さんによると「歩き方には人それぞれ、
固有のパターンがある」という。ペットの犬や猫は、それを認識し、飼い主で
あると分かったうえで、玄関で待っている可能性があるわけだ。なんとも、いじ
らしいではないか!

気配というと、これまではちょっとオカルト的で非科学的だというイメージを持たれ
がちだったが、少しずつ科学的な解明が進みつつある。滝口さんらは準静電界を
利用した通信や医療器具などの開発にも取り組んでいる。“気配のモト”が、
最先端の科学になる日もそう遠くはないのかもしれない。
(佐田節子=ライター)

ヒーラーズラボのスローガン――「気も工業化の時代に入った」の裏打ちか!?

「世の中には、流星の音が聞こえたり、星が流れる気配が分かったりする人がいて――」
ということですが、私も2001年の「しし座流星群」がやってきたときに、これを体験したの
です。
11月19日午前3時過ぎに、一番大きな流れ星が走ったときには、ヒューという音が聞こえ
て、青白い光球が大気の摩擦で拡大したときには、ボッ、という音が聞こえたような気が
したものです。
あの感覚がずっと記憶に残っていて、まさか音がするわけがないよな、とずっと自分の
感覚を常識で否定していたのですが、あれは気のせいではなく、私の蝸牛が震えていた
のかもしれません。やっと謎が解けた気分です。

「滝口さんらは準静電界を利用した通信や医療器具などの開発にも取り組んでいる。
“気配のモト”が、最先端の科学になる日もそう遠くはないのかもしれない」
とのことですが、まさにこれは、ヒーラーズラボの掲げる――、
「気も工業化の時代に入った」、さらには「開運も機械化の時代に入った」という
スローガンとピッタリではないか、と総毛立つ思いがしたものです。
気のせいでなければ――。

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