植物は健康と成功の友

ジャーナリスト宮崎正弘氏のブログ・コメント欄から

2回続けて、植物を使っての成功法について書いてきました。
こんどもまたまた植物の話です(笑)

さて、個人的にいつもチェックしているサイトがあります。
中国事情に大変詳しい宮崎正弘氏のブログです。
宮崎氏は、中国のみならず世界各地を精力的に歩きまわって、大手マスコミには出てこない
ディープな情報を収集し、的確に解説しています。

とくに中国の経済崩壊について、宮崎氏は以前から訴えていました。
中国は、これまでずっと経済指数を盛んにでっち上げて、悪化の一途の状況をひた隠しに
していました。マスコミもそれに追随するばかりだったのですが、ここにきてさすがに中国政府も
操作のしようがなくなり、宮崎氏の以前からの予想通りの展開になりつつあります。

宮崎氏のブログのコメント欄は、どうも管理している気配がなく、いつも玉石混交のコメントで
賑わっています。必ずしも宮崎氏の分析に同調する意見だけではなく、反対意見もありますし、
右から左までジャンルも問わず、様々な意見や情報が溢れています。

そのコメント欄に植物の薬効に関する意見が載っていたので、チェックもしないまま、それをここで
そのまま転載させてもらおうと思います。
ただし、これらはどういう人物のコメントかも、ソースが記されてもいないので、真偽のほどはわかり
ません。たんに興味深い情報だということですので、あしからず。

http://melma.com/backnumber_45206_6260222/
2015/9/16

日本列島は薬草列島でもある。オトギリソウウザウザ(注1)など100種類はくだらない。
スギナキハダツクシもそうである。乾燥ミミズもすごい効き目がある(注2)。
植物以外でも薬効のあるものが多い。
例えば、ミミズは土竜、ソイルドラゴンと書く。解熱に最高である。ミミズは、コレステロールの
コントロールに関して、血栓を溶かすとか、めざましい薬効がある。高血圧症、LDLとかHDLの
コントロールのバランスを取るし、なぜ使わないのか不思議である。薬は要らない。

石がたまると、石を溶かす作用のあるウラジロガシを飲めば治る。尿管結石とかによい。
日本の薬草だけかき集めただけでも、90%近くの難病は治ると思う。ヨモギの餅を食べたり、
てんぷらで食べたりするのは全部意味がある。柿の葉だって、ビタミンCはお茶の30倍あるという。
びわの葉柿の葉ごぼうは最高である。

(注1)ウザウザというのは何でしょう? ネットで検索してもわかりませんでした。
(注2)植物の話といいながら、いきなりミミズの話が出てきましたが、ちなみにヒーラズラボでは、
この乾燥ミミズを添加した『ルンブレンSPゴールド プレミアム』を扱っております。お問い合わせは、
ヒーラズラボへ

http://melma.com/backnumber_45206_6260105/
2015/9/15

エキナシア(ハーブ)
天然の生薬じゃないと効かない。純化というか、精製すると効かなくなる。ヨーロッパでは、風邪を
ひいたときにホメオパシーですぐ使うものとしてエキナシアと言うのがある。エキナシアを使うことで
初期の風邪は治る。副作用もなく治っていく。

グランドキャニオンにブルースネークと言う毒蛇がいるが、あれにかまれると、数時間内に死ぬ。
ところが、アメリカインデイアンは知っていてエキナシアの葉っぱを取ってきて、もみこんで傷口に
つけてなめる、飲む、そう すると死なない。一瞬にして解毒出来る。
エキナシアは薬としても使えるし、毒消しに最高であり、免疫力を上げてくれる。薬草と言うのは
総合的に効く。いろんな成分が入っているから効く。しかし、純化したり、精製して取り出すと、効か
なくなる。合成しても全然効かない。自然界には同じ構造式でも両手みたいに対になって存在するが、
合成すると片一方しかできない。この理由が分からない。

アスピリン(柳の皮)
アスピリンは柳の皮で古代エジプトからある。白柳の樹液を抽出したのが本当のアスピリンである。
これは製造が高くつく。それで誤魔化したのがアセチルサリチル酸である。構造式が似ている
というので採用した。その代用アスピリンの 死者が年間4000人である。胃腸障害とかで死んでいる。
小児が発熱して急死するライ症候群やスティーブンス・ジョンソン症候群である。
死んでいるのになぜカットされないのか?
注意書きに書いてあるのは、副作用もあって死ぬ場合もありますと。
つまり、何億人も使っているうちの4000人が死んでも大した数ではなかろうという論法なのである。
合成すると、対でなくなり、片方しか生まれない(注3)。2つで効果があるところ、片手では片手落ち
である。これは、サイドエフェクトの問題である。天然ではうまく作ってあり、副作用もなく作ってある。

ショウガ
友人が皮膚科に行って薬をもらったが、余計悪くなった。大学病院で3時間待たされて、3分間だけ
診てもらい、結局、抗生物質の処方箋をもらっただけである。その後、インフルエンザになった。
たぶん、病院でうつされたのだろう。
その場合、ショウガ、ニンニク、ステーキをカレーにして食べて、免疫力を高めていれば、病気には
ならなかったと思われる。ショウガは湿った土の中に生きるもので、いろんな菌に攻撃されるから、
それを防ぐ成分が入っている。それを飲むだけで治る。それにごぼうを加えたら最高になる。
洗脳されている人だったら、まず病気になる。それで医者に行く。いろいろな要らない薬をもらって
余計悪くなる。結局、 自然に治るまでの期間が長くなるだけである。

ウコン
分析化学で定性分析して、ウコンの中の成分でクルクミンと言うのを抽出すると、あるサプリメント
業者がクルクミンを入れて売り出したところ、2~3人が死んでしまった。精製して単純化するのが
進化だと思っているが間違いである。
生薬は効果があるが、製剤にすると効かなくなる。自然物は、素晴らしい効果を発揮してくれる。

最初の大きな間違いは、症状にすぐ効くぞと言うのを人間は求めるところがあり、それをうまく利用
したのがロックフェラー集団である。本当の治し方は、全部トータルで治していく。
東大でダメだと言われた患者が、国立がんセンターで余命2週間とか3週間とか言われモルヒネを
打っている状態なので「痛い、痛 い」と言っている。
ところが、デトックス(解毒)をやると痛みが全然なくなり、免疫力や自然治癒力が回復してくる。
自然治癒力を最大限に引き出し、デトックスをすれば、治ってしまう。
3日の断食をするのが最高である。水だけにしておくと自然治癒力が増してくる。

人間の体は、菌とウイルスの共存共栄で生きているので、綺麗にしすぎると、その人は病気になる。
常在菌は必要なのである。バランスの問題なのである。製薬製剤で大きな間違いを犯しているのは、
効かないものを目先で効くということは証明できるからである。だから、これで騙されるのである。
効くというのは速いが副作用もあるということである。

(注3)これは、分子構造の話だと思われます。

http://melma.com/backnumber_45206_6260422/
2015/9/16

レイモンド・ライフという人が、すべての病気を特殊な周波数で治せる機械(波動療法)を開発して、
科学雑誌に取り上げられ有名になったが、いきなり工場が爆発されて、嫌がらせを受けて、貧乏な
廃人として死んでしまった。

遺伝子組み換えジャガイモでラットに例外なく免疫異常が出た。このことを告発しようとした医者が
研究所を首になり、すべての資料を差し押さえられた。遺伝子組み換えに逆らったり真実を言おうと
した研究者は、研究施設を破壊されたり、資料を全部持っていかれたり、ものすごい弾圧にあって
いる。遺伝子組み換え作物の9割以上はモンサントである。
日本のマスメディアは、遺伝子組み換えについての情報を全く流さない。
大麻についても、体にいいということがわかっても、体に悪いという結果を出す人だけに研究費用が
出る。
「モンサントの不自然な食べ物」というドキュメンタリー映画に、メディアは一切 無視している。
ワクチンの有効性を審議する政府委員会のメンバーが製薬会社から金をもらっているので、正しい
評価などできない。科学雑誌の半分の論文は誤り、ペテン、捏造、ごまかしである。
「現代医学は、死の教会で、その神は死神である。」とメンデルソン医師の言葉は真実なのである。

テラヘルツの話題が一行だけありました。
テラヘルツに関してはいずれ詳しく紹介するつもりですが、ここはまあ、赤外線域からサブミリ波に位置する
周波数帯の波動だと考えてください。このテラヘルツが電磁波のなかでも特殊なのは、あらゆる生命にとって、
生理活性効果のある普遍的な波動だということです。

植物に嘘発見器をかけたクリーブ・バクスターや、サボテンに優しく語りかけてそのトゲをなくすことに成功した
ルーサー・バーバンクなどの、人間と植物の交信も、このテラヘルツによって行われたのではないかと想像され
ます。

http://melma.com/backnumber_45206_6264074/
2015/9/26

テラヘルツの波動療法で、16人の末期癌の患者を全部波動で治したら、治した人が殺された。

これが何を表しているかというと、石油化学系の製薬会社の陰謀だというわけです。
さて、最初にお断りしたように、この話の真偽を確かめることはできません。が、平和になったら軍事産業が
もうからなくなるのと同じく、かんたんで安上がりに病気が治ったりしたら、既存の製薬会社がもうからないという
オトナの事情があるのは事実です。
いまの医療費の大半は、高価な化学系薬剤で占められています。

次は、中国の土地の買い占めという話です。

http://melma.com/backnumber_45206_6264074/
2015/9/26

2014年4月ネバタ州の牧場に5000人近い武装した民兵やカウボーイが結集し、連邦政府土地
管理局(BLM)を撤退させる「バンディ牧場の決闘」が米メディアを賑わせた。
事の発端は、1880年から牧場を営んできたクリブン・バンディ氏の牧場でアメリカ政府機関である
土地管理局が武力を行使して牧場主のバンディ氏を追い出そうとしたことである。
政府の真の狙いは、「牧場地の地下に埋蔵されている資源の開発」と「その土地を利用した太陽光
発電」のために押さえようとしたという。その後の情報では、奪った土地を中国企業に売却しようと
画策していたことが発覚した。
おそらく、中国に米国債を買ってもらうことで延命を図ろうとするオバマ大統領及び政権を裏から
操る連中が、中国への貢物として考えていた。
幸い、立ち上がった民兵とカウボーイが闇の支配者が入りこむ政府機関の連中を追い返したことで、
その計画は頓挫した。

この事件のように、日本もまた「国土を狙う外資」と「外資を手引きする国内勢力」と言う図式が存在
している。現在、日本の山林が外資系企業を中心に買い占められている。
外国法人または外国人と思われる森林買収は、2007年から2013年の間で、79件・980haとなっている。
このうち9割以上を北海道が占めている。

改めて植物波動成功法

さて、いかがだったでしょうか。

まず、これらの投稿は、ソースが示されていませんので、信憑性はわからないということを改めて断って
おきます(検証もしていません)。
ただ、日本の場合、山林のみならず、水源が狙われているという中国の買い占めが問題になっている
のは事実ですね。
中国においては、山林面積の減少だけではなく、無謀な土地開発と、その結果としてのきれいな
水資源の枯渇が死活問題となっているのです。

この買い占め問題は除いて、今回転載した記事は主に植物の薬効の話であり、植物と人体の生理的な
薬効の話です。一見、眉に唾をつけたくなるような話もあるでしょうが、薬効という点では事実です。

それに対して、これまで2回にわたって書いてきた「植物成功法」というのは、化学成分による人体の
生理的な反応というのではなく、あくまでも人の想念と植物とが共鳴する、気脈が通じるという常識を超えた
話になります。
その交信手段(媒体)がテラヘルツ波ではないかと推測するわけです。

植物による伝統呪術例

前回もちょっと書きましたが、植物を用いた日本の広い意味での伝統呪術例として、ざっとこんなものが
あります。

■門松
■節分の豆まき
■菖蒲湯
■中秋の名月に飾るススキ
■酒蔵に吊るす杉玉
■神棚に祀ったり玉串奉納の榊
■大幣(大麻)
■御柱祭

これらは、植物を用いたまじないなの一種でしょうが、その根底には植物波動の効力の、古来からの
体験があったのだろうと思います。
習俗化し、形骸化されたものだとしても、原点にはやはりそれなりの植物力を古代人は感じていたの
です。

これらはみな、福を招くために植物の力を借りようというものです。大幣や豆まきのように邪気を祓う
道具もありますが、それもまた祓ったのちに福が招かれるという考えによります。
欧米のハロウィーンのカボチャの繰り抜きや、バンパイア除けのニンニクだって、カボチャやニンニクの
波動を知っていたからではないか…。
つまり、これらは植物波動を利用した成功法なのです。

七夕があったじゃないか

このような例よりもっと端的な例があることを忘れていました。
そう七夕です!

♪ささのはさらさら のきばにゆれる
おほしさまきらきら きんぎんすなご
ごしきのたんざく わたしがかいた
おほしさまきらきら そらからみてる

ちなみに、この動揺のタイトル、覚えていますか。
『たなばたさま』だったんですね。すっかり忘れていました。

願い事を書いた五色の短冊は、軒端の笹の葉に吊るすのでした。
まさに、そのものズバリじゃありませんか。

呪いの丑の刻参りだって、五寸釘を打ち付けるのは、巨木が決まり事になっています。
植物に願いを託すというより、想念を植物波動によって増幅させるのだと考えます。

ただし、植物波動は微弱です。
それを増幅するのが、テラヘラツや磁石を用いたヒーラーズラボの波動装置なのです。
植物波動はまず、人の願望の想念と共振します。
その共振波動をさらに増幅し、この世に実体化させるのが、テラヘラツ(人造鉱物)や
磁石を組み込んだ波動装置
なのです。

だからこれは実行力のある七夕マジックであり、それを7月7日だけではなく、年がら年中
やりましょうという話です。
しかも、より簡素化して。
それが「植物波動成功法」です。
〈了〉

植物を味方にすれば勝ち

前回の植物の話に、ちょっと補足します。
だいぶ前になったので、きっともうお忘れかもしれませんが。

植物は地球の覇者です。
その植物を味方にすれば、成功法はより強力になるという話です。
植物を味方にしない手はありません。

地球は植物が作った温室

地球上の動物は、植物と手を組めば繁栄し、植物と敵対すれば滅びるといって
いいでしょう。動物は動けるとはいえ、植物が作った温室の中でしか生きられ
ない、か弱い葦にすぎません。
というのは、何よりも植物は、動物が必要とする酸素を大量に生産して、原始
地球の大気を改変したからです。その酸素によって、あらゆる動物は生きてい
ます。酸素はわれわれ動物の電源なのです。

呼吸だけではありません。酸素はオゾンを作ります。そのオゾンが上空に層を
作ることで、紫外線の地上への侵入を食い止めています。紫外線は生物にとって、
遺伝子を破壊される破壊光線です。オゾン層がバリアとなって、その紫外線から
生物を守っているんですね。
そのバリアのおかげで、生命は海から陸上に上がって地を駆け、空を舞うことが
可能になったのです。地球がビオトープだとすると、植物なしでは生態系は循環
せず、動物は住めないのです。

戦略的互恵関係

動物は、その植物をエサとして取り入れ、体内で分解し、最終的に酸素と反応
させることでエネルギー源にしています。
植物にとっては、動物なんて寄生生物にすぎないわけですから、毒を使って滅ぼ
してもよかったはずです。ところが、植物の多くは動物を受け入れました。

葉や茎、根を食べられる一方ではなく、虫に蜜をやることで花粉を運ばせ、爬虫
類や鳥類、哺乳類に果実を食べさせることで種を遠くに運んでもらうことにしました。
ギブアンドテイクの共生です。どちらか一方が生き残る戦いではなく、お互いに
メリットがある関係を築いたのです。いわゆる、戦略的互恵関係ですね。

戦いもあるが

とはいえ、植物も生物ですので、それなりに戦ってきました。
身動きできないとはいえ、けっして非戦の無抵抗主義ではないのです。
この自然界は、弱肉強食です。それが地球の鉄則です。

植物の敵はまず植物です。枝葉を広げて日光を奪い合う空中戦のほかにも、
土中の根では、制空権ならぬ、制土権が争われます。根から化学物質を出して、
周囲の植物の発芽や成長を妨害します。この化学的な攻撃を「アレロパシー」と
呼んでいます。ほとんどの植物は、このアレロパシー物質を持っていて化学戦を
行っています。

あの背高(セイタカ)が低くなった

なかでも強力なアレロパシー作用を持つ植物として、セイタカアワダチソウが
知られています。帰化植物が話題になるとき、真っ先にやり玉にあがるのが
アメリカからやって来たこのセイタカアワダチソウです。

【セイタカアワダチソウ】「季節の花 300」

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繁殖力が強く、その名のとおり2~3メートルもの高さになり、日本の在来種を
駆逐して河原などに一面に生えていました。ところが、日本を占領しようという
勢いだったヤンキー植物に、変化が現れているのです。在来種を席巻して密集
すると、どうやらその毒が自家中毒となったようなのです。

また、初めはセイタカアワダチソウの化学兵器の性質を知らなかったススキやオギ
などの在来種も、病原体と免疫細胞との攻防のように、防御策が開発されたので
しょう。背高のはずが、いまでは身の丈を知ったらしく、50センチ程度で身を屈
めているようです。
「神の見えざる手」というのは経済用語ですが、どうやら植物界にも自然のバラン
サーがあるみたいです。

植物を見たら毒だと思え

自分を食べる虫やその他の動物には、トゲや擬態で防御するほか、やはり毒を使う
のがポピュラーです。植物に毒があるのは珍しくありません。
毒といえば、トリカブトが有名です。「トリカブト事件」の名で世間を騒がせた保険金
殺人の犯人は、このトリカブトを使って殺害しています。

【トリカブト】(出典:厚生労働省)

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「馬酔木(あせび)」の名は文字通り、馬が葉を食べれば毒に当たって、酔ったよ
うにふらつくことになるところからついたようです。葉を煎じて殺虫剤に利用されて
います。

ハーブの香りも昆虫を寄せ付けないためにあります。ヨーロッパでは窓辺にゼラ
ニウムの鉢が飾られていますが、あれも虫除けのためです。ゼラニウム版虫コナ
ーズですね。
それよりも、その名もズバリ除虫菊(シロバナムシヨケギク)があります。いわずと
しれた蚊取り線香の原料です。日本の夏、金鳥の夏、です。このKINCHOの
正式社名は大日本除虫菊株式会社で、それを初めて知ったとき笑った覚えが
あります。まあ、いまでも笑えますが。

ほかには、イラクサ、ウルシ、キョウチクトウ、シキミ、ジギタリス、ヒガンバナ、
ベラドンナ、マチン(ストリキニーネ)…など、無数にあります。
ふだん食用としている植物のなかにも、イチョウ=ギンナン(ギンコトキシン)や
青梅(シアン化水素)、ジャガイモの芽(ソラニン)、ワラビ(プタキロサイド)
のように、処理法によって無害化し食料とされる種もあります。

蓼(タデ)食う虫も好き好き

ところが、植物がせっかく作った毒なのに、虫や動物のなかには、その毒をもの
ともしないものもあります。毒をものともしないどころか、その毒を体内に蓄積
させて、ちゃっかり天敵からの防御に使っているしたたかな虫もあります。

マダラチョウ科のチョウは、幼虫時代に食べる植物は異なっていても、みな体内
に毒を持っています。ジャコウアゲハの幼虫は、ウマノスズクサの毒もおかまい
なく、その葉をムシャムシャと食べて丸々と太ります。

ヘクソカズラ――もう名前だけで近づきたくない感じですが、たしかにこれは
植物版のスカンクというべきもので、悪臭で身を守っています。ところが、この
汁を好んで吸うヘクソカズラヒゲナガアブラムシという虫がいます。アブラムシ
の天敵はテントウムシですが、テントウムシもこの臭いアブラムシには食いつき
ません。

ご存じのように、コアラはだれも食べないユーカリの葉だけを食べます。ユーカリ
にも毒がありますが、コアラはこの毒を分解できるからです。そのために腸まで
長くしました。ほかにだれも食べない植物をエサにするというのは、それを独占
できるわけですから、合理的な戦略ではあります。

植物の毒が好きな人間

しかし、人間というのは悪食で、いろんな毒を好みます。
フキノトウやタラの芽の苦味はもちろん、ワサビやトウガラシの辛味も好んで
食べます。トウガラシのカプサイシンも、もちろん香辛料にしてもらうためでは
なく、食べられないための防衛です。

コーヒーを飲むとオシッコがしたくなりますが、あれはカフェインの毒をはやく
排泄しようという生理学的な反応なのだとか。
お茶や渋柿の元となるタンニンは、昆虫の消化酵素に働いて消化不良を起こして
撃退しようという戦略ですが、人間には食物のタンパク質と結合して下痢を止め
る作用を持ちます。下痢止めの薬草として知られるゲンノショウコの薬効成分の
1つがこのタンニンです。

人間にとっては無毒でも他の動物には毒になるケースもあります。料理に欠かせ
ないネギやタマネギは、その消化酵素を持たないイヌやネコにとっては毒となり、
大事にいたることもあります。チョコレートやココアなどは、私たちには食指を
動かすいい香りですが、カカオの成分であるテオブロミンが、イヌやネコの中枢
神経を刺激して害をおよぼします。

他の虫や動物は、生き残りのための戦略で、なんとか工夫して毒に対応していっ
たのに対し、人間は嗜好で、食べなくてもかまわない毒をあえて好んで食べるの
ですから、植物はどう思っているでしょう。

弱毒化

しかし、人間の嗜好の対象になった植物は、それによって重宝され、広く栽培さ
れたりするのですから、植物にとっても都合がよく、これは共生関係です。これ
は人間のタフさというよりは、植物が毒性を緩めているからです。

たしかに、もし食べたら100パーセント死ぬ毒なら、誰も近付かなくなります。
それでひとりで悠々と繁殖できるのならいいでしょうが、虫に花粉を運んでも
らったり、鳥や動物を使って種を運んでもらったりして合理化の道を選んだ他の
植物のなかで競合していくには、「甘い水」を用意してやるほうが都合がいいで
しょう。それが果実です。

とはいえ、もし葉や実がおいしくてたまらないのだったら、全部食べられて子孫
が遺せなくなる可能性があります。だとしたら、大量に食べたら危ないよ、とい
う程度に毒性を抑えたほうがベターです。その結果としての弱毒の苦味や辛味、
渋味や酸味に人間がうまく対応したのです。

弱毒化は、植物の共生の戦略です。ふつう、自然界では苦味は毒の危険信号であり、
甘味は食べてOKの青信号です。なお、子供がピーマンを嫌がるのは苦いからで、
本能的に備わっている味覚なので、無理に食べさせる必要はありません。

幅広い植物の効能

食料やコショウなどの香辛料、燃料、道具や建築資材、紙の原料にするほかにも、
植物は様々に役立ってきました。

染料――紅花、藍、クチナシ、タンニン
繊維――綿、麻、ジュート
油脂――ヤシ、オリーブ、ゴマ

また、お酒を忘れてはいけません。大麦によるビール、ブドウによるワイン、米
による日本酒などの酒類や、コーヒーやお茶がなければ、この世はなんと味気
ないでしょう。人はパン(小麦)のみに生きるにあらず――、酒(大麦、ブドウ)や
タバコ、砂糖にも溺れてきたのが人間です。

薬草というように、植物は薬物にもなります。漢方薬はもちろん、植物からは様々
な薬剤が作られています。マラリアの特効薬キニーネはキナの樹皮、強心剤で
有名なカンフルはクスノキの樟脳、モルヒネはケシの実、気管支拡張剤のエフェ
ドリンはマオウが原料です。

古来より重宝されてきた大麻

大麻ひとつとっても繊維や薬物、道具の材料として、日本人は昔からこれを大い
に利用してきました。どこにでも生えるし、成長も早い(半年で3m)ので、なかなか
使い勝手のいい植物だったのです。

神主がお祓いをするときの大幣(おおぬさ)も、本来大麻と書くように、棒の先に
麻苧(麻糸)をつけたものです。

Google画像検索【大麻】

麻苧をつけた大麻(大幣) 出典:ウィキペディア【大麻 (神道)】

日本ではタバコのように喫煙する習慣もなく、ありふれた農作物にすぎない存在
でした。それが不当にも規制されたのは、戦後、GHQの指令によって大麻取締法
が制定されてからです。アメリカではマリファナを喫煙する習慣があったんですね。
以降、日本では農作物として生活に密着していた大麻が、大麻といえばすぐ麻薬
が連想されるように、大麻取締法によって一気におとしめられてしまいました。

※「大麻」にはいろんな別名があります。「マリファナ(スペイン語)」、
「カナビス(英語)」、「ガンジャ(ヒンズー語)」など。また衣類・燃料・
建材として使う品種を「ヘンプ」と呼んでいます。要するに「麻」ですね。

しかし、マリファナに含まれる化学物質、カンナビノイドから、制吐剤や鎮痛剤が
製造され、医療大麻として世界的に活用され、再評価されつつあります。
が、日本ではまだ大麻取締法によって、医療目的でさえ使用どころか輸入も所持も
禁止されています。

大麻は麻薬ではない

麻薬といえばまずこの大麻がやり玉にあげられてしまいますが、問題の人体への
副作用は、他の医薬品の副作用の範囲内であり、アルコールやタバコよりはるか
に害が少ないことがアカデミックな欧米の医療機関で確認されています。

誤解を受けるのは、やはりこの「麻」の字でしょうか。麻の字はあっても、大麻には
いわゆる「“麻”薬成分」は含まれていないのです。まあ、ハーブの一種と思えば
いいでしょう。自然由来の鎮痛剤として有効度が高く、副作用もほとんどないので、
いまでは麻薬の制約を解いてもかまわないというのが世界的な潮流です。

だいたいアメリカで1937年に初めて規制されたのも、大麻課税法という法律で、
大麻原料の繊維製品に課税するというものです。つまり、麻薬を規制する法律で
はなく、合成繊維普及のための産業振興政策によるものだったのです。

植物で大儲け

常習性のある危険な麻薬は、ヘロインやコカインです。ヘロインはケシ(アヘン)
から、コカインはコカノキが原料で、覚せい剤の原料にもなる大もとのエフェドリンは、
麻黄(マオウから抽出されます。
なお、違法な麻薬に関しては、いま国際麻薬マフィアが動かしているのは、覚醒剤、
ヘロイン、コカイン、大麻の合計で、年間およそ250兆円もの金額になるそうです。

このように人間に利用される植物は、裏を返せば、人間を使って繁栄していると
いってもいいのです。毒性のある麻薬はともかく、共存共栄です。
オランダはチューリップの栽培で、イギリスは香辛料の貿易で莫大な富を得ました。
まさに植物によって大儲け(成功)したわけです。

日本の繁栄は豊かな森林を有しているから

地政学的には辺境の島国日本が、欧米に伍して繁栄しているのは、国土の7割が
森林であることと無縁ではないと考えます。核の傘という言葉がありますが、1万数千
年前の縄文のはるか昔から、日本は7割が山岳の緑の傘に護られているのです。
さらに平野も、かつては一面の緑だったでしょう。

100万人もの人口を抱えた江戸は、あの時代、世界で最も栄えた街でした。
下町の庶民のドブ板長屋を想像すれば、埃っぽい殺風景な家並みだけだと思いがち
ですが、山の手の武家屋敷を囲む林や寺社が所有する森も広大で、江戸市域全体の
緑被地率は42.9%と、世界でもまれなグリーンシティだったようです。
繁栄の源泉はやはり緑なのです。あの頃は、隅田川も清く、きれいな遠浅の海が続い
ていました。

山の豊かなミネラルが清流によって運ばれ、平野を肥やし、海もまたそれによって豊か
になります。そのような物質的な貢献だけではなく、山の気(波動)が下界を潤すのです。
森林を伐採すると国力は失われます。それはたんにエネルギー源や材木が枯渇する
からというだけではなく、森林の目に見えない、私たちを応援してくれる生命エネルギー
が枯渇するからです。

植物は、基本的に動物と共生しようと考え、共栄の波動を送ってくれています。
そう考えると楽しいです。もしこちらが好意的な意識を送れば、波動は共振して強力に
なります。

森林を伐採し尽くした中韓

同じアジアでも、中国は経済的に発展するにしたがって、森を収奪し、各地で山を
丸裸にしてきました。いま、経済破綻をきたしつつあるのも、まさにそのツケが回って
きたのだと思います。それもまたたんに砂漠化するとか、土砂崩れを起こすといった
物理的な問題だけではなく、やはり植物の守り神がいなくなるからだと思うのです。

李朝時代の韓半島もそうでした。日韓併合のとき、あらゆる山が丸裸でした。
社会は貧しく、貨幣もほとんどなく、物々交換という前近代的な有様でした。政府は
まず、全国の山に植林しました。それはインフラ整備や学校を作ることより大事だった
かもしれません。朝鮮戦争の悲劇はありましたが、その後の復興は、緑化の成果では
なかったでしょうか。

植物の共生波動を肌で知っている日本人

日本人は不思議な民族です。校倉造りの正倉院の宝物が、千数百年を経ても盗掘に
も火災にもあわず、そのまま遺されています。箸墓古墳や仁徳陵などの巨大古墳も、
おそらくそのまま遺されているのではないかと考えられています。

古くから鎮守の杜には手が加えられません。
縄文時代から食用のクリの木などは保護されてきましたが、時代を経るにしたがい、
木材需要が増加して、飛鳥時代の676年には、天武天皇の命で、すでに畿内におけ
る森林伐採禁止令が出ています(伐採禁止令の最古の記録)。たとえ材木や薪とし
て伐採したとしても、寺院や神殿造営に巨木を使う日本人は、樹木への畏敬は自然
に備わっています。
いや、むしろ、樹木を畏敬するからこそ、石ではなく、木の文化を構築したとも思われ
ます。

釈迦が解脱するさい、菩提樹の下で瞑想したといいますが、あれはたんに日除け
や雨除けではなく、その木の波動を守り神にしたのではないかと思います。
植物はけなげなものなのです。

 ※釈迦がその下で悟りを開いたというのは、クワ科のインドボダイジュ。
シナノキ科のボダイジュとは別種。

インドボダイジュの葉は先端がこんなに尖っています
【インド菩提樹】「季節の花 300」

植物というのは、草木一本が単独の個体として孤立しているのではなく、種族が
みな同調しています。たとえばプラタナスなど、森の一本の木が虫に食われると、
フェノールやタンニンなどを作って防衛態勢がとられます。それをきっかけにして、
まだ無害の木々が、まるで仲間の警戒音を聞いた動物のように、次々にフェノール
やタンニンを作り、やがて森全体に広がっていきます。

これは、虫に食われた木が、特殊な揮発物質を出すことで、他の木々がそれを
警戒信号として感知するからです。
だから、反対に木を一本味方にすれば、森全体を味方にすることにもつながる
ということです。

植物はまず「与える」戦略をとった

8月に出版された、稲垣栄洋氏著『たたかう植物』(ちくま新書)のあとがきは、
なかなか示唆に富んでいました。
長くなりますが、転載させていただきます。

自然界は「弱肉強食」、「適者生存」の世界である。
もちろん、ルールも道徳心もない。すべての生物が利己的に振る舞い、傷つけ
あい、だまし合い、殺し合いながら、果てしなき戦いを繰り広げているのである。
まさに殺るか殺られる、仁義なき戦いがそこにはあるのだ。
しかし、その殺伐とした自然界がたどりついた境地はなんだっただろうか。
植物は菌類との戦いの末に、菌類の侵入を防ぐのではなく、共に棲む道を選択
した。
そして、昆虫との戦いの結果、花粉が食べられることを防ぐのではなく、花粉を
狙ってきた昆虫に花粉を運ばせるという相利共生のパートナーシップを築いた
のである。
さらに動物との戦いの末に、子房の食害を防ぐのではなく、胚珠を守っていた
子房を利用する方法を発達させた。そして、子房を肥大させて果実を作り、
動物や鳥にエサとして与える代わりに種子を運ばせるようになったのである。

植物は強大な敵と戦うだけでなく、敵の力を利用することを試みた。そして、
戦いの末に、植物は敵である生物と双方に利益のある共存関係にたどりついた
のである。
殺伐とした自然界で、同盟を結ぶために植物がしたことは何だったのだろうか。
菌類との共存関係を築くために、まずは自らの体内に菌類を招き入れた。昆虫
との共存関係を築くために、花粉が食べられることを許し、さらには昆虫のエサと
なる蜜を用意した。そして鳥や動物に種子を運んでもらうために、果物という魅力
的な贈り物を先に施したのである。
他の生物と共存関係を築くために植物がしたこと、それは、自分の利益より相手
の利益を優先し、「まず与える」ことだったのである。
「与えよ、さらば与えられん。」植物はこの言葉を説いたイエスが地上に現れる
はるか以前にこの境地に達していたのである。

相手のためを思う植物波動をさらに増幅する

植物は、まず自分を襲う相手に対し、その益になることをしてやろうと考えました。
遠回りでも、それが防衛戦略です。
その甘露から蜜や砂糖を取り出すのではなく、波動として頂戴するのです。
利他イコール利己、相手にまず与えることが自分の利益になる。
そう考えれば簡単です。

それは植物の単純な戦略です。
利他というのは動物にはなかなか難しい話です。植物のように食べられてもまた
生えてくる葉や茎のように、提供できる体はありません。
アンパンマンのように体の一部をすげ替えるわけにはいきませんから。

しかし、植物は本能として、その戦略が遺伝子レベルまで身に染み付いている
わけです。何のためらいもない。
「与えよ、さらば与えられん」。なるほど、なるほど。
その植物の波動を、有効利用させていただこうという寸法です。

自分に水をやり、肥料を与えてくれる相手(あなた)に対し、とくに実をつけない
植物は、あしたも水を与えてもらうために、よりよい生活をしてくれよ、という波動を、
戦略的互恵として周囲に放ちます。

それは、「気」の入っていない、大量生産の御札より霊験あらたかでしょう。
それを私たちの潜在意識に取り入れ、アカシャエネルギーで増幅するのです。
それが「植物波動成功法」です。
ただし、植物波動は微弱です。
それを増幅するために、波動装置があるのです。

成功のために利用するべき生薬波動

漢方薬は生薬といいます。その生薬というものは、植物から抽出された薬効成分が
化学的に作用するだけではなく、その薬効成分を手がかりに植物の波動とチュー
ニングすることで、私たちの歪んだ生理が調整されるという効果があるのだと考え
ます。
もちろん、これは現代科学の考えではありませんし、証明もされていません。
あくまで波動論としての考えですので、あしからず。

天下をとった徳川家康が、漢方薬に通じていた話は有名です。家康が出てくる
時代劇では、必ず薬研でゴロゴロと薬草を潰している姿が描かれます。
天下をとるには健康で長命でなければいけないという考えのもとに、みずから
薬草を調合していたのです。
たしかにそれで生理的な健康効果はあったのでしょうが、それと同時に、植物と
語らうことで、その波動を味方にしていたのかもしれません。少なくとも植物
には敬意を払い、雑に扱うことはなかったのです。
山川草木悉皆成仏ならぬ、草木生薬悉皆援軍です。

家康に恐れられた秀吉の軍師黒田官兵衛の黒田家も、昨年のNHK大河ドラマでは、
黒田家を興した祖父の重隆が薬草に通じ、目薬売りで身を起こして成功したとして
描かれて、メグスリノキまで登場しています。
このエピソードから、やはり植物を味方にすれば成功するという例にしたかった
のですが、残念ながら黒田家が目薬を売って財をなしたというのは、史実的には
確認されていません。

中秋の名月にはススキを供え、神棚には榊を祀り、正月には門松を飾り、酒蔵は
杉玉を吊るします。榊は神が宿る依代(よりしろ)という考えです。
植物に神が宿るというのはアニミズムの一種だとしても、やはり日本人には伝統
的に植物への畏敬があります。

そこにはやはり、古来から体験してきた植物波動の効験の裏打ちがあったのだと
思います。
その伝統の精神は、私たちの深部の潜在意識に受け継がれています。

潜在意識を活性化(バイブレート)させるためにも、植物波動を利用しない手は
ないのです。
〈了〉

植物波動成功法

前回の話から思い出した話です。
前回はアニミズムの話でした。
ものみなすべてに霊が宿るとみなすのがアニミズムで、巨木にも注連縄を巻く
ということから、思い出した不思議な話を紹介します。

これは、波動機器開発&製品化アドバイザーの西海惇先生がかつて体験した話です。
先生のもとには健康や霊的問題や、風水的問題に関しての様々な相談事が
もたらされます。
では、西海先生が記した文章があるので、それをちょっとだけアレンジして
以下に転載させていただきます。

巨木のたたり!?

その方は60代半ば、大阪の建築関係の会長さんで、一見して豪胆な風貌でした。
けっして悪霊などに怯えるようなタイプではないのに、そんな方がわざわざ福岡
まで足を運んで来られるのです。
「どうにかなりまへんか、これ…」
挨拶もそこそこに、説明するよりそのほうが手っ取り早いということで、会長さんは
さっさと服を脱いで上半身裸になります。たしかに、そのほうが早かったです。

私は目を見張りました。いったい何があったのでしょう。胸にも背中にも、何か
三本指の鉤爪にでも引っ掻かれたかのように、ざっくりと赤黒い傷が何本も走って
いるのです。胸はまだしも、背中の傷は自分でやったとは考えにくい。
「じつは、あんまり褒められた話ではないんですがね――」
会長さんは、服を着直し、ソファに座ってお茶に口をつけると、そういって自嘲
してみせます。
「ある島に顔のきく人間がおりまして。その男はまあ、人には言えない商売をして
います。その島には樹齢何千年もするような大木が生えているのですが、島の
名前は聞かないでください。それでその島の、ほんらい伐ってはならない木の切株を
男から買いましてね、それを家の玄関に置いてからなんですわ。どうもそれしか考え
られんのです」
自嘲気味の顔は、いつのまにか真顔になっていました。
あるときふいに、「キーッ!」という動物の声が聞こえたというのです。
それが鳥だと思ったのは、甲高い声と同時にバサバサという羽音がしたからでした。
「痛ッ!」
その瞬間、上半身に鋭い痛みが走ります。
あわてて服を脱いでみれば、胸も背中も傷だらけだったのでした。
服は何の損傷もないのに、体だけに傷が走っていたのです。

そんな話を聞いただけでは、霊能者ではない私には、森の精のカラス天狗にでも襲
われたとしか思い浮かびません。
ところが、会長さんが奥さんとどこかに旅行に行ったとき、それと同じ泣き声を聞いて、
「あ、この鳥だ…」と思ったといいます。
仮に実在のその鳥の仕業だったとしても、物理的にそれだけの傷を負わせることは
できません。その鳥の变化(へんげ)だったとしたらわからないでもないですが。

青森の著名な霊能者にも断られた

とにかく、それからその怪鳥の襲撃が一向に止まず、傷が消えることがないというのです。
じっさい、その傷は新しいものでした。
「いやあ、あの切株にニスを塗ったのがいけなかったかな」
本心はそういって笑いますが、そういう問題ではないでしょう。
鳥の声が聞こえたとはいえ、それはこの世のものではなく、モノノ怪の仕業だと考え、
こちらに来られる前に、既にあちこちに除霊を頼まれたそうです。
話を聞けば、よくTVに出てくる女性阿闍梨や、以前霊能番組で人気者になったお坊
さんもいます。しかし、どれも効果はなかったとのこと。
また、わざわざ評判の霊能者のいる青森まで車で行って散々待たされた挙句、
さて自分の番がきたら、顔を見るなり「どうぞお引き取りください」といわれたとか。
見た瞬間に、自分の手には追えないとわかったのでしょう。
私の処方は簡単でした。当時の一押しの波動製品を差し出し、
「これをしばらく使ってみてください」といって、ただそれを持ち帰っていただいただけ
でした。帰られて間もなく連絡がありました。あの製品を家に設置して以来、怪鳥の襲撃
はピタリと止んだとのことでした。

はたして、あの引っ掻き傷はなんだったのでしょう?
それからしばらくしてから、会長さんがお礼にみえて、
「あの機械は腰痛にも効きますねえ。霊障だけじゃないんですね」といって笑って
いました。この出来事が怪鳥の霊か何かだったかは謎ですが、そのモノノ怪の波動を、
プラーナ波動が雲散霧消させたことは事実であるといってよいでしょう。

巨木の仕返し?

さて、これは伐採された巨木のスピリットの祟りだったのでしょうか。
そういえば樹木気功というのがあって、練功を樹木の気と同調して行う方法があります。
それを実践している気功家にいわせると、樹木にはすがすがしい気もあれば、
なんだか因業ジジイのような意地悪そうな感じがするようなものもあったりと、一本ごと、
それぞれ性格があるといいます。そのなかから自分と波長のあった木を選んで行うのです。
そのように、木の霊があるのだとすると、樹齢千年以上もの巨木ともなれば、現界に作用しうる
霊力も備わるのかもしれません
それともたんなる巨木のスピリットではなく、その島の森全体の鎮守の神のような存在の仕業
だったのでしょうか。もしそういう存在があるのだとしたら。

植物に心はあるのか?

万物に魂が宿っているとみなすのが、前回にお話ししたアニミズムでした。
無生物の山や石にもそう思うのですから、生物の、しかも樹齢千年以上もの巨木に魂を見る
のはそう奇抜な話ではないでしょう。

植物は花が咲くと精霊が宿るという話があります。なんていえば、なんだかお伽話のフェアリーが
ヒラヒラ舞うようなイメージになりますが、花に誘われる蝶ではなく、人間が肉体と霊の存在である
ように、樹木もまた生理学的な細胞レベルの生命のほかに、霊気のレベルがあるのではないか。
そう思うのです。それがアニミズムの世界観です。
だとすると、私たちが巨木に何やら威厳を覚えるのは、その巨大な形態への畏敬だけではなく、
内部から放たれる霊的ヴァイブレーションを、肌で感じるせいなのかもしれません。

ウソ発見器にかけられた植物

「植物に心はあるのか?」という疑問について、科学的なアプローチをした最初の人物が、
元CIA尋問官のクリーブ・バクスターです。
彼は、米国陸軍CIC(対敵情報活動部)を経て、CIAの尋問官へ移籍します。当時の尋問は、
催眠術のほかに自白剤を用いていたようですが、安全な尋問を目指して、ポリグラフをウソ
発見器として応用し、ポリグラフの権威となりました。ポリグラフの使い方は、バクスターの
研究に拠っています。

1966年、彼は、研究室のドラセナにポリグラフをつけたらどうなるかと考え、その葉に電極を
つなげてみました。
といっても、ドラセナのウソをあばいてやろうというのではありません。まずは、危害を加えたら
反応するのかどうか、ちょっと驚かせてやろうということで、葉を焼いてやろうかと思ったのです。

驚いたのはバクスター氏でした。火をつけてやる、そう思ったとたん、ポリグラフが激しく反応し、
人間が動揺したときと同じ波形を描いたのです。「植物に心があるのか?」という以前に、
人間の心が読まれたということになります。
もっともそれだけで心があるとはいえません。傷つけてやろうという意識がなんらかの波動に
なって、ドラセナにキャッチされたと考えられます。つまり、刺激に対する単純反応にすぎない
ものではありますが、しかしそれが何度も再現されるとしたら、単純反応にしろ、原初的な意識
があるといってもいいでしょう。

そこからさらにバクスターは実験のバリエーションを広げます。
真犯人を目撃した植物はそれを覚えているか? という設定で、こんな実験をやってみました。
2個の鉢植えの植物と、6人の犯人候補を用意し、誰か1人が鉢植えの一方の植物を鉢から
引き抜くのです。
その後、植物にポリグラフをつなげ、その前を犯人を含めた6人が順番に面通しします。
すると、鉢から引き抜いた犯人だけポリグラフが激しく反応したのです。植物は犯人を見て
いたし、他の5人としっかり区別がつけられたことになります。
その後も様々な植物を対象に実験を繰り返した結果、バクスターによって発表された論文が
『植物における原初的知覚の証拠』でした。

愛の天才育種家、ルーサー・バーバンク

あるいは、こんな話もあります。サボテンのトゲは自己防衛のためにあります。そのサボテンに、
「きみを傷つけるものなんて誰もいないんだ。みんなきみを愛している。だからトゲなんて持つ
必要なんてないんだよ」と、繰り返し何日も語りかけることによって、トゲがなくなったという話です。
まるで、サイコセラピーによる抑圧意識の解放みたいですね。

語りかけるだけでサボテンのトゲがなくなる。こんなトンデモナイ話だけに、うろ覚えの記憶が
はたして正しかったかどうか改めて調べてみると――。
調べてみるものです。どこぞのマッドサイエンティストの小さな実験室で、ほんの1例が見られた
だけではないかぐらいに思っていたのですが、なんとこれはアメリカの有名な育種家、
ルーサー・バーバンク(LutherBurbank1849~1926年)が手掛けていたのでした。
トゲ無しサボテンは、ビジネスとして開発されたのです。
バーバンクについて少し語っておいたほうがいいでしょう。
彼はおよそ3000種の改良品種と、1000種もの新品種を生み出した天才育種家です。
http://agri-biz.jp/item/detail/3099?page=1

驚異的な実績のなかでも、とくに有名なのは、ラセット・バーバンクというジャガイモの開発で、
これは当時の2~3倍の収穫量があり、南北戦争後の食糧危機に貢献したのでした。
ほかにも、世界初の種子なしプラム、大粒のプルーンやネクタリンなど、いまでも流通している
品種がたくさんあります。

愛のささやきでトゲをなくした

さて、バーバンクの業績で最も世間を驚かせたのは、トゲなしサボテンの開発でした。
トゲなしサボテンと聞いても、それが何の役にたつのか? なんて私たちは思います。
が、これは観賞用ではなく、食用サボテンとしての開発だったのです。意外にもサボテンは、
人の食用にもなるし家畜の餌にもなります。また砂漠でも育つので、食料源として利用価値が
高いのです。そういえばガラパゴスのリクガメはサボテンが主食でした。

たんなる実験室の一回きりの結果ではなく、これによってトゲなし食用サボテンの生産に成功
したのでした。では、どうやってトゲをなくすことに成功したのかです。
記憶は概ね正しかったです。
以下に、農業技術通信社、元副編集長の後藤芳宏氏のエッセイから転載させていただきます。

バーバンクがサボテンに向かって話しかけた言葉は、「ここにはお前の怖がるようなものは何も
ないよ。だから棘など生やして身を守る必要はないのだ。私がお前を守ってやるからね」という、
幼い時に両親に虐待された人間に向かって話すような、愛の言葉でした。
バーバンクがこのような愛の言葉をかけた理由は、サボテンに棘があるのは、ハチが毒針を、
ヘビが毒牙を自己防衛のために身につけているように、厳しい生活環境から身を守るために、
自らの意志で生やしていると考えていたからです。よって、サボテン自身が自己防衛の必要が
ないと思えば、やがて棘はなくなるだろう、そう考えたのでした。

擬態

これはたんなる刺激と反応でしかないのではないのか、これだけでサボテンに心があるとはいえない、
という反論はわかります。しかし、これをトンデモ話だと思うなら、自然にはトンデモが溢れています。
次の話はどのように説明したらいいのでしょう?
「擬態」の話です。

擬態といえば、まずは動物です。たとえば、枝に似せた尺取り虫。木の葉そっくりなコノハチョウ、
羽に鳥の目玉に似せた模様を描いたジャノメチョウ。ハチに似せた黄と黒の警戒色を身にまとった
ハナアブ、花そっくりなハナカマキリもいます。

【Google画像検索=擬態】

動物なら視覚もあることですし、危険な他の生物に似せて姿を変えたというのもまだわかるような気が
します。

植物にも擬態がある

しかし、それを植物がやるとなったらどうでしょう?
植物にも擬態があるですって!?
そう、あるんです。たとえば、小石に化けるリトープス

また、オーストラリアのハンマーオーキッドというランは、ある種のハチに花びらの一部を擬態します。
この花びらをリップ(唇弁)といいます。ランは、このように一部の花びらを、いろんな形に変化させて
生殖に都合がいいようにしていますが、ハンマーオーキッドは、そのリップをハチ(コツチバチ)のメスに
姿(形・大きさ・色艶・香り)を似せてオスを誘うのです。

コツチバチのメスは羽がないので、オスが見つけると抱きついて巣に連れていく習性があります。
オスはまんまとだまされ、偽物のリップに抱きついて運ぼうとするのですが、当然リップは持ち上がりません。
そのかわり、リップの花茎に当たる部分が肘のように回転できるようになっているので、飛び立つ反動で
くるっと半回転して、オシベの花粉に背中を打つける恰好になります。背中に花粉をつけたオスバチは、
同じように別の花にトライし、背中の花粉を運んでやることになるわけです。
http://australianpelican.blog54.fc2.com/blog-entry-947.html

こんなかわいらしいイラストもありました。
http://miraikikaku.up.n.seesaa.net/miraikikaku/image/8E86.JPG?d=a5662179

目もないのにどうやって似せられるのか?

それにしても、視覚のない植物がどうしてハチの姿に似せることができるのでしょう?
しかも姿形ばかりか色艶まで。
植物が自分を傷つけた人間を見分けるというのは、視覚ではなく、気だとか、犬や猫が主人の帰りを
察知するときに感知する「準静電界」と同様の特定波動によるものなのかもしれません。視覚なしでも、
ある種の波動で知覚する可能性がまだありうるという話です。

幽体離脱する人間のように、もし植物の細胞を抜け出して自分を外から眺められる霊体のようなものが
あるのだとしたら(それも驚きですが)、それによって情報収集して実体の細胞にフィードバックすること
も可能かもしれません。
それが植物の霊なのか、フェアリーのような外部の精霊なのかはわかりませんが、そのように何らかの
物質を超えた情報系を考えれば理解しやすくなるわけです。
(なんていうことを考えて、なおもネットでハンマーオーキッドの画像検索をしていたら、ちょうどオスバチ
が止まっている写真が見つかりました。面白いことに、この写真を掲載しているブログの管理人さんも、
同じく「波動」で解釈していたのです!)

植物の招き猫効果

もし、体中に引っ掻き傷をつけられたあの大阪の会長さんが、巨木の霊に復讐されたのだとしたら、
それは木にとって害にしかならなかったからでしょう。
植物と動物は、虫媒花と受粉を助ける虫との関係のように、共存共栄の共生関係でうまくやっていけ
ます。
果実や根菜を人間に食べられる一方の食用植物は、けっして人間が寄生しているのではなく、
植物もまた人の手によって種をまかれることで繁栄に預かっているのです。
つまり、ウィンウィンの共生関係です。

食うのも困っていたときに、あるいは商売がうまくいかなくて大変だったときに、ノラネコを拾って飼ったら、
なんとなく運がよくなったという話を聞いたことはありませんか?
いわゆる「招き猫」ですね。成功法的にいえば「引き寄せ」猫。

一宿一飯の恩義を感じて「猫の恩返し」なるものが本当にあるのかどうかはともかく、自分の餌にかかわる
ことでもあるので、ネコだって自分の住環境をよくするために、飼い主に生活向上してほしいのは当然です。
飼い主の状況をネコがどうやって知り、生活向上を招く状況を具体的にどうやって引き寄せるのか、
それはさすがにわかりませんが。札束をくわえてくることはないにしても、飼い主の助けとなる人物を招き
寄せることぐらいならあってもいい気がしてきます。

「グリーンプラーナ」成功法

植物もそれとまったく同じなのです。
植物は、虫に受粉させるために甘い蜜を提供しておびき寄せます。その程度の“思考力”はあるのです。
家にグリーンを置くといいといわれますが、それは風水の問題より、運命共同体として、植物が飼い主の
生活状況(環境)を向上させるために、何らかの波動を放っていると考えるべきです。
そのほうが楽しいでしょう。

バクスターに最初にポリグラフにかけられたドラセナが「幸福の木」と呼ばれるのも何やら象徴的です。
家に置かれた植物は、飼い主に都合のよい状況を呼ぼうとそれなりに画策します。
飼い主のためになる波動といっても、それはエネルギーとしてはとても微弱なものではありますが、
飼い主にとっては援軍になる波動です。
それを利用しない手はありません。

利用? では、どうやって?
そういう微弱な生命エネルギーを増幅するのがアカシャエネルギーなんです。
また、そのアカシャエネルギーを発生させるのが波動装置なのです。
鉢植えの鉢の傍らにアカシャ波動装置を設置すれば、少なくともより元気に育つのは間違いありません。

ただそうやって波動装置と一緒に放置するだけではなく、植物に優しく語りかけることです。
そこがポイントなのです。なぜなら、アカシャエネルギーは人の意識波動によく感応するからです。
たとえば、「もっと広い家に一緒に住もうね」とか、「庭の広い家に引っ越して温室を作ろうか」と、
恋人に語るように夢のある話を楽しく語るのです。さあ、一緒にこれからも楽しうね、と。

そうすると、飼い主(あなた)の意識と植物の意識(?)が共鳴します。
その共鳴が大事なんです。人や植物単独の意識波より、ずっと大きなうねりとなって響きます。
さらにそれをまた、波動装置が増幅して実現化がはかられるのです。

本当にカネのなる木とは

サボテンやドラセナは、人間の意識に同調しやすい植物です。
しかし、まだ人間と同調しやすい植物があるのです。
それを私たちは「招き猫植物」と読んでいるのですが、いま強力な品種を探しているところです。

「幸福の木」のほかに、「金のなる木」なんてありましたが、人間の意識によく共鳴する植物と、
アカシャ波動装置とのコラボレーションは、その植物をたんなる愛称ではなく、本当に実行力のある
カネのなる植物、幸福を呼ぶ木に進化させるのです。